白米小麦等無用で有害な糖を摂取しない亊

斉藤 一治

1.ほとんどすべての癌患者は高血糖である。
(米、パン、ラーメン、そば、うどん、スパゲティ、和洋菓子、糖質の高いお酒を含む飲料等を好む人が多い)

2.ほとんどすべての癌患者は低体温である。

3.交感神経優位

4.呼吸が浅い

5.体質が酸性に傾いている

我々のエネルギー産生器官は、
「解糖系(潜在的癌細胞)」と
「ミトコンドリア」の二つがある。
この二つのエネルギー産生装置に支えられて生きているのである。

①解糖系とは何か?
「原核生物」の末裔であり、今から20億年前の下等な生物の一種である。
彼らの主食は、「グルコース(ブドウ糖)」のような「糖」である。
とにかく「糖」を好んで増殖する。
彼らは、酸素のない(嫌気性)環境で、32℃位(低温)で酸性の環境で生まれ、生活していた。

糖を取り込んで、乳酸等を産生してエネルギーを生み出したが、ひじょうに効率の悪いエネルギー産生であった。瞬間的なエネルギーはあり、分裂が得意である。

②ミトコンドリアとは、何か?
解糖系より進化した新しい生物で「真核生物」と言う。
酸素のある環境下で生まれ、「37.2℃程度の温度」を好み、乳酸やたんぱく質や脂質を取り込み「酸素」と合わせて莫大なエネルギーを産出した。

ほとんど、分裂せず持続的なエネルギーを産出した。
ミトコンドリアは独自のDNA(母方からのDNA)を持つことから、解糖系に寄生して、それぞれの短所を補い合い、折り合いをつけ、均衡を保ちながら、現在に至る。

人類は進化の頂点だとか言っている輩がいるが、
単純な話、「解糖系(原核生物)」に
「ミトコンドリア(真核生物)」
が寄生して、それぞれが、お互いの短所を補い合い、
長所を生か合いながら、
折り合いをつけてやっている生物でしかないのである。

「糖質(グルーコース)」を主食にするのは、この下等な「解糖系(原核生物)」であり、我々人間をはじめとした哺乳類や鳥類や魚類は皆、呼吸しタンパク質と脂質を主食とする生物である。

これらの中で、唯一、例外で糖質を好んで食べるのが人間だけである。
糖質を食べない野生の哺乳類や鳥類や魚類には癌(解糖系の暴走)の発生は見られない。

人間だけが下等な「原核生物」が主食とする「糖質」を好んで食べて、せっせと「解糖系(潜在的癌細胞)」に餌をあげ、「癌細胞(解糖系)」を大切に大切に育ててめでたく癌になるのである。

ミトコンドリアは私達のエネルギーバッテリー。
働かせるには微細なビタミン、ミネラルが必要。
一つでも足りないと全部流れてしまう。

バランスを考える必要のない玄米を食べる。

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