一靈とは
真性の人間です。

四魂とは四種の魂
奇魂(くしみたま)
幸魂(さちみたま)
和魂  (わぎみたま)
荒魂(あらみたま)の四つの要素です。

斉藤 一治

一靈四魂

一靈とは
真性の人間です。

四魂とは四種の魂
奇魂(くしみたま)
幸魂(さちみたま)
和魂  (わぎみたま)
荒魂(あらみたま)の四つの要素です。

奇魂の活動が旺盛になりますと
靈感、霊能力、推理力、思考力、直観力、統一力などの働きが常人以上となり、思考力と理性の富んだ、統一ある思慮の深い人間となります。
宇宙意識に到達して、偉大なる靈能者と化し、顕幽の世界を駆け巡ることができます。

幸魂の活動が旺盛になりますと
感覚が鋭敏になって、芸術感覚とか詩情とが旺盛になって、情緒が豊かになり、天啓(インスピレーション)を受けるようになります。
人に好感を与え好ましい人格を作り、徳の高い人となります。
しかし、幸魂は情欲をも司っていますから、偉人傑物には色を好む人が多いといいます。
奇魂の活動に期待しましょう。

和魂の活動が旺盛になりますと
柔軟な肉体活動となり、
人体内のエネルギーの分散を防止し、
病氣の拡大を防止したりします。
内臓の健康は旺盛となり、食べものの消化分解吸収を良くして、排泄の作用も活発になります。

荒魂の活動が旺盛になりますと
新陳代謝の活動が旺盛になってきて、各神経は鋭敏に活動し、敏捷な行動となり、骨格や筋肉の発達をきたすようになります。
意志力の強い、殺伐な生活と刺激を好み、革新的生活行動を取るようになるから、実際行動派の人間となります。

アヂマリカム(大神呪)柔軟心

大国主命は天帝から、少彦名命の二人で、地上建設を命ぜられます。

大国主命は、荒魂(勇)と和魂(親)の魂で
少彦名命は奇魂(智) と幸魂(愛)の魂だったのですが亡くなりました。

天帝は、二人で勇親愛智を合せ持つ完璧な魂にして地上建設に送り込んだと考えられます。
大国主命は、少彦名命の2つの奇魂と幸魂の光を体内に取り込むことで、ついに完璧な魂を持つことになって地上建設を行うことができたのです。

この神話は、4つの魂があってはじめて、人は天から命じられた仕事(天職)が完璧にできることを示唆しています。
日本には、1300年前にすでに優れた心の構造の考えがあって、それが現代にも密やかに伝えられています。

地上天国を実現しましょう。

参考図書:一靈四魂

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