エメラルドの宝石療法

エメラルド  Emerald

エメラルドは、緑色の種類のベリルで、硬度7.5~8のベリリウムとアルミニウムの珪酸系鉱物です。こその色素はクロムかバナジュウム、あるいはその双方です。結晶系は六方晶(三方晶)系です。エメラルドの語源は、ギリシャ語で「緑色の石」smaragadosに由来し、古くはその他多く緑色の石がこの名で呼ばれていました。エメラルドが最初に採掘されたのはエジプトで、おそらく紀元前1300年頃に遡ります。スペイン人が1500年代に南米を侵略した際、先住民の指導者がエジプト産を遥かに凌ぐ質のエメラルドを身につけているのを目にし、やがてこの種のエメラルドか、取引されるエメラルドの中心を占めるようなりました。最良質のエメラルドが、中心を占めるようになりました。最良質のエメラルドは、主にコロンビアで産出されていますが、宝石質のエメラルドは、ブラジル、ロシア、アフリカでも産出されています。
   古代ローマでは、エメラルドは肥沃さの象徴として捉えられ、女神ヴィーナスと関連づけられていました。キリスト教における言い伝えでは、エメラルドは復活の石として語られています。その他の伝承では、様々な病を治し、恐れを和らげ、記憶力を向上させ、説得力を高め、喜びをもたらし、予言の才能を授けるとまで言われてています。古代の錬金術においては、変容と悟りの秘法が刻まれている、聖なる「エメラルドタブレット」のことが語られています。
    すべての宝石のなかで、エメラルドはハートチャクラ緑色光線の最も純粋な結晶の放射体です。ハートチャクラは肉体の自己の中心にあり、その他の多くのレベルにおける中心てもあります。ハートチャクラは感情の源泉であり、特に愛と思いやりの源です。愛と思いやりは最も眞に個人の神なる性質を反映する感情であり、熱望の対象です。エメラルドは活性化したハートチャクラのエネルギーパターンを最も純粋に象徴する石です。ハートのレベルから生きて行動するのを助け、無条件の愛と思いやりを日々の生活と人間関係にもたらし、他者からの愛を受け取ることに自らを開放し、神の愛に繋がるための経路をクリアにします。
    エメラルドは、理にかなっているようだけれども、眞に「ハートと共にある倫(ミチ)」ではない考えに誤って導かれないように、ハートの叡智に中心を置き続けるのを助けることができます。エメラルドは胸が張り裂けるような想いを癒し、他者と同様に自分自身に愛を与えることを想いだすのを助けることができます。
     開かれたハートは、豊かな宇宙の祝福が人生に流れ込むことを可能にし、エメラルドが繁栄の石として知られるものであるのは、おそらくこのようなことによるものでしょう。エメラルドを身につけると、自らの波動パターンを豊かさの周波数に同調させることに役立ち、必要なものと望むものを引き寄せることを可能にします。エメラルドは開かれたハートから発せらるもう一つの強い感る、勇気の石でもあります。自らを脅かすように思われるどのような脅威や危険にも関わらず、「ハートと共にある倫」を前進することを助けます。モルダバイトと同様に、エメラルドは、最後には悟りと結魂生活の至福を騎士パーシヴァルにもたらたスピリチュアルな冒険を活性化して導いた宝石である、名高い聖杯石の伝説に関連づけられています。精妙なレベルにおいては、この物語は、開かれたハートそのものが神の恵みであることを私たちに語っているのかも知れません。伝説においてエメラルド(あるいはモルダバイト)が聖杯の石として選ばれたのは、この石がハートを首尾よく開き、その結果として恩寵(オンチョウ)を経験するためのツールであること示唆しているのかも知れません。
    エメラルドはモルダバイトと、ダイオプテース、アペンチュリン、クンツァイト、ロードクロサイト、ローズクォーツなどのハートの石と調和して作用します。ツァボライトガーネットは、繁栄の石としてエメラルドの効果を高めます。レピドライトとエメラルドを組み合わせて感情体の鎮静のために用いることができます。また、エメラルドはアクアマリン、ヘリオドール、ゴッシュナイト、ビクスバイトなどのその他のベリルと容易につながって融け合います。

     エメラルドは、感情体と肉体に対する素晴らしい作用を持つ、美しいパワフルな水のエレメントの石です。エメラルドはハートを開き、感情のフィールド内の重さを軽減し、純粋で慈養のある光の緑色光線でオーラを滿します。この石は希望、激励、優しさ、豊かさのエネルギーをオーラフィールドにもたらします。この優しさと希望から、私たちは想いやりと愛のエネルギーを見いだします。エメラルドはハートに中心を置いた意識と、この石が存在するすべてののレベルにもたらす癒しの石です。
     エメラルドは、心臓と感情のハートのセンターをクリアにして強化する力を持つため、伝統的に愛の石として用いられてきました。私たちの人生に
おけるすべての出来事、周囲の環境、人々を想いやりと受容をもってみることを助けます。エメラルドは
ハートのチャクラのすぐ左上にある「ハイハート」、またはトランスパーソナルな愛センターと呼ばれる部位を刺激します。想いやりと他者を敬意をもって理解することの実践を助けます。
    また、エメラルドは、伝統的に富と豊かさの双方を促すために用いられてきました。富は、個人の物質界の物質的な所有物と財政的な身分を象徴します。エメラルドは個人のエネルギーフィールドから、価値がないないという考えと感情を除去することを助けます。このようなブロックを除去されると、富は望めば自然に大きくなります。
    エメラルドは眞の豊かさを経験することにも役立ちます。眞の豊かさとは富と同様のものではありません。豊かさは人生におけるすべての経験の内に神のスピリット恩恵を受け取る能力を表現します。それは、人生を神に開放し、その顕現のすべてを感謝して受け入れる感覚です。眞の豊かさとは、すべては与えられ、実際に不足することなど無いと識っていることです。

精神

エメラルドは、神の愛の周波数、想いやり、そして自らの経験と創造のすべてに対する眞の感謝へ人をつなげます。欠乏の意識を繁栄の繁栄の意識へとシフトさせ、宇宙は必要なすべてを与えてくれるという信頼を育てるために有効な石です。神の恩恵に氣づいて受け取ることを通じて、感謝の念を育むことを可能にします。エメラルドは個人のハートを神の愛のエネルギーへとつなげます。

感情

エメラルドは感情の癒し手です。想いやり深く、面倒見のよい性質を、自らの氣づつきやすさを恐れることなく示すことを可能にします。すべてのものことにおいて神を信頼し、現実の「あるべき」姿の個人的な解釈を放棄することを勇氣づけます。エメラルドは無価値感や欠乏と見捨てられることへの恐れを克服するのを助けます。現実に関する自らの独自の見解による判断や義務を負わせることなく、他者を受け入れることを勇氣づけます。

身体

エメラルドは強力なハートの癒し手であり、心臓のあらゆる種類の不調や病氣からの回復に役立てることができます。

アファメーション

愛と想いやりを通じて、すべてのものごとは癒され、神の恩恵と恩寵は惜しげも無く流れます。

宝石特にエメラルドがすごいのは、現実に自我から個人を解放し超越させるところにあるんだ。

そこにプラチナやダイヤモンドが寄り添えば、爆発的な愛と癒しのエネルギーで、ほんとうの人間=無償の愛に
確実に少しづつ無償の愛にエゴを明け渡すようになるところです。

テキストのコピーはできません。